グラバー園のあゆみ
HISTORY IN GLOVER GARDEN
1863年(文久3年) | 南山手3番地にグラバー邸建築 |
1865年(慶応元年)頃 | 南山手14番地にオルト邸建築 |
1868年(明治元年)頃 | 南山手2番地にリンガー邸建築 |
1878年(明治11年) | 諏訪神社の麓に西洋レストラン自由亭の新店舗建築 |
1883年(明治16年) | 長崎市街地に長崎控訴院長官舎(後の長崎地方裁判所長官舎)建築 |
1887年(明治20年) | 東山手9番地にスチイル記念学校の新校舎建築 |
1880~1890年頃 (明治中期) |
南山手28番地の高台に居留地外国人住居が建築される(後の旧ウォーカー住宅) |
1896年(明治29年) | 三菱、長崎造船所第二船渠に船員の為の宿泊施設(ドックハウス)建設 |
1905年(明治38年) | 長崎高等商業学校設立 門衛所も建設される |
1939年(昭和14年) | トーマス・グラバーの嫡子、倉場富三郎がグラバー邸を三菱に売却 |
1957年(昭和32年) | 三菱長崎造船所が創業100周年記念事業の一環としてグラバー邸を長崎市に寄贈 |
1958年(昭和33年) | 長崎市、グラバー邸を一般公開 |
1961年(昭和36年) | グラバー邸が国の重要文化財に指定され、正式名称が「旧グラバー住宅」に定まる |
1962年(昭和36年) | トーマス・グラバー胸像建立除幕 トーマス・グラバーの嫡子、倉場富三郎胸像除幕 |
1963年(昭和38年) | 三浦環の17回目の命日に合わせ、三浦環像建立 |
1965年(昭和40年) | 長崎市、フレデリック・リンガーの子孫よりリンガー邸を購入、翌年一般公開 |
1966年(昭和41年) | 旧グラバー住宅修理工事開始 リンガー邸が国の重要文化財に指定され、正式名称が「旧リンガー住宅」に定まる |
1967年(昭和42年) | 旧グラバー住宅の建築年代が判明。現存する日本最古の木造洋風建築である事が確定する |
1968年(昭和43年) | 旧グラバー住宅修理工事完了、2年4ヵ月ぶりに一般公開再開 |
1970年(昭和45年) | 長崎市が「長崎明治村」構想を打ち出す |
1971年(昭和46年) | 長崎市、オルト邸を持ち主であった川南氏から購入 グラバー邸地区観光整備第1期工事完了 |
1972年(昭和47年) | 旧リンガー住宅修理工事開始 オルト邸が国の重要文化財に指定され、正式名称が「旧オルト住宅」に定まる。 三菱長崎造船所、飽の浦の船員宿泊施設(ドックハウス)を長崎市に寄贈 海星学園、(旧)東山手9番地の校舎(スチイル記念学校)を長崎市に寄贈 |
1973年(昭和48年) | 長崎市、諏訪神社の麓(馬町)で検事正官舎として使われていた、自由亭を検察庁から購入 長崎市、(旧)南山手28番地の居留地外国人住居(旧ウォーカー住宅)を取得 旧リンガー住宅修理工事完了、1年9ヵ月ぶりに一般公開再開 「動く歩道」の建設着手 |
1974年(昭和49年) | 4棟の洋風建築を「長崎明治村」構想の敷地内に移築復元。(旧スチイル記念学校、旧ウォーカー住宅、旧自由亭、旧三菱第2ドックハウス) グラバー邸地区観光整備第2期工事完了、動く歩道完成 「長崎明治村」の名称を公募、「グラバー園」が選ばれる 「グラバー園」開園(9月4日) |
1976年(昭和51年) | 長崎市、片淵町の旧長崎高等商業学校表門衛所を寄贈され、翌年グラバー園に移築 |
1977年(昭和52年) | 旧オルト住宅修理工事開始 西洋料理発祥の碑建立除幕 長崎市、長崎市街地の長崎地方裁判所長官舎を取得 |
1979年(昭和54年) | 長崎地方裁判所長官舎、グラバー園に移築復元 旧オルト住宅修理工事完了、一般公開開始 |
1981年(昭和56年) | 長崎伝統芸能館完成開館 |
1986年(昭和61年) | 旧スチイル記念学校1階の一般公開開始 |
1987年(昭和62年) | 旧自由亭の2階を改装し、喫茶室としてオープン |
1988年(昭和63年) | エントランスゾーンを整備、人工滝、エスカレーターの設置 |
1990年(平成2年) | 長崎市、伝統的建造物群保存地区保存条例公布 |
1991年(平成3年) | 東山手、南山手地区が国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選ばれる |
1993年(平成5年) | 夜間開園開始 |
1996年(平成8年) | イタリアのルッカ県とマダムバタフライ・コンクール協会がジャコモ・プッチーニ像をグラバー園に寄贈 |
1999年(平成11年) | 重要文化財3棟の室内開放開始 |
2000年(平成12年) | 旧スチイル記念学校2階の一般公開開始 |
2002年(平成14年) | 旧長崎地方裁判所長官舎をレトロ写真館としてオープン |
2003年(平成15年) | 西日本愛隣会長崎支部から錦鯉50匹を寄贈、グラバー園内の池に放流 グラバースカイロード供用開始に合わせ、グラバー園第2ゲートオープン |
2004年(平成16年) | 旧リンガー住宅を利用し、喜波貞子展開催 |
2006年(平成18年) | 「長崎さるく博’06」の拠点会場としてとなり、様々なイベントを開催 |
2008年(平成20年) | 旧グラバー住宅が世界遺産候補「九州・山口近代化産業遺産群」の構成資産に選ばれる グラバー園がミシュランの2つ星に選ばれる |
2013年(平成25年) | 旧グラバー住宅築150周年 |
2015年(平成27年) | 旧グラバー住宅、世界遺産登録 |